待ち遠しい春支度に一点ものの花入れを

春の訪れを待ちながら「ここに何色の花をどんな風に入れてみようか」と思いを巡らせる。お気に入りの花入れが一つあると、そんな季節の楽しみが生まれます。

今回は、ガラスや陶器などを素材とした、3組の作家さんによる器を集めました。すべて手づくり品で、色や形や大きさなどに若干の個体差があるので、一つとして同じものがありません。コロンとした手乗りサイズのものから、両手にすっぽりと収まるサイズのものまで。それぞれに個性があり、何も入れていない姿も、作品として完成された美しさがあります。