自分好みにディスプレイを楽しむシンプルで遊び心のある木の飾り棚

旅先で見つけた置物やふと立ち寄った店で一目惚れした作家もののマグカップ。頻繁に使うものではないけれど、戸棚や引き出しに締まっておくだけではもったいない思い出の品々。そうした小物たちの置き場所にぴったりな、壁掛けの木のシェルフです。

ご紹介するのは、兵庫県神戸市の家具メーカー・Magical Furnitureの製品。阪急電車の高架下にある工房で、家具職人・小寺昌樹さんの手で作られます。限りなくシンプルに、けれども､板が曲がっていたり鏡が付いていたり、見た目やパーツにほんの少し"装飾"を加えるのが小寺さんの家具の魅力です。何も置かれていなくても素敵な佇まいで、お部屋のアクセントになる。無垢材のベースと真鍮の金具の組み合わせで、時間とともに深まる風合いも楽しめます。

真鍮製の細い釘だけでしっかりと支持できるので、大掛かりな組み立てや設置の手間がありません。存在感はあるけれど、無垢材のやさしい風合いが周りのインテリアや乗せるものとも馴染みます。直置きではなく壁に掛けた姿は、まるで浮き上がっているかのように見た目も軽やかです。

デザインの良い棚がお部屋に１つあると、そこに乗せるものも美しく見える。収納するための棚もかかせないけれど、ディスプレイをメインとした棚があることでコーディネートの幅も広がります。沢山のものは乗せられなくても、「この小さな舞台をどう綺麗に飾るか」と考える時間も一つの楽しみに。玄関先や自室、リビングなど、好きな場所に掛けて、お気に入りを飾るコーナーを作ってみませんか？

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