新山木工
800年の歴史を誇る漆器の産地・秋田県湯沢市川連地域で、伝統の川連漆器の木地師・新山敏郎さんの構える工房。木地師とは、粗挽きされた木材をロクロに取り付け、鉋で削って成形するまでの工程を担当する職人です。川連漆器の伝統を支え続ける一人として、工房の一角にある鍛冶場で鉋や鉄型を自ら打つ、昔ながらの技法を貫いています。
木地の段階で煙で燻す昔ながらの工法で長期間乾燥させる漆器。丈夫で軽く、断熱性・保温性に優れ、菌の繁殖を抑える効果も持つ実用の器です。挽き上げた器の無垢な美しさに着目し、シンプルな木のコースターや拭き漆のみで仕上げたお椀やお皿などがラインナップ。どれも表情の異なる木目が楽しめる一品です。
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