〈今月の一脚〉2022.09
hozuki stool
丸い三角座面が愛らしい
ゆったりとした掛け心地のスツール
高名な椅子であっても自分にとっての「良いもの」であるとは限らない。
手入れをして大切に使ううちに自分の身体や生活に馴染み、
毎日のパートナーのように感じられる道具。
そんな椅子に出会えたら、それが最良かもしれません。
鬼灯(ほおずき)のような形の座面が可愛らしい3つ脚スツール。大きめの座面はゆるやかに沈み込むよう削り込まれており、腰掛けた時の心地よいフィット感が魅力です。フィンガージョイントと呼ばれる継手の技術でしっかりと接合されています。脚を互い違いにしてスタッキングして置くことも可能。コロンと愛嬌のある見た目が空間にリズムを作ります。木座タイプは2種の材をコンビにする事も◯。ゆったりとした掛け心地で確かな強度を備えた、頼れる相棒になる一脚です。
ともに暮らし、時間を重ねていく
一生物の道具と出会えますように。