〈今月の一脚〉2021.12
fufu
柔らかな曲線を描いたアームが印象的
包み込まれるような座り心地の一脚
高名な椅子であっても自分にとっての「良いもの」であるとは限らない。
手入れをして大切に使ううちに自分の身体や生活に馴染み、
毎日のパートナーのように感じられる道具。
そんな椅子に出会えたら、それが最良かもしれません。
カタカナの「フ」の形をした、肘から脚にかけての曲線が印象的な一脚。丁寧に磨かれたアームは、滑らかな木の質感と肘を置いた時の自然なフィット感が心地よい仕上がりです。高度な技術による三次曲面の背もたれと、軽さ&快適さの追求された座面は身体を柔らかく受け止めてくれます。触れた時の感触や掛け心地はもちろん、見た目にも温かく優しい椅子です。
ともに暮らし、時間を重ねていく
一生物の道具と出会えますように。